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Victim You / SON OF A BITCH
cri0841 ★★ (2014-01-15 00:14:47)
1996年発表のSOB名義では唯一のオリジナルアルバム。THUNDERHEADのヴォーカル、
テッド・ブレットが、SAXONを解雇されたメンバーと始めたバンド。日本盤が
出ており、ライナーノーツで伊藤政則氏がその辺りの経緯を綴っている。
内容は怒りに満ちた「Past the Point」、THUNDERHEADのような「Victim You」と
佳曲はあるが、全体的に地味な印象。NWOBHM直系の音は個人的には好みではあるのだが、
リスナーはあんまり得られなかったようだ。ネットで評判拾ってたら、英語のサイトで
「THUNDERHEADとSAXON両方のファンを失望させた」とか・・・そこまで酷い出来じゃない!
でも日本盤の中古が捨て値で出回ってるので、それくらいなら程度なんだろうな・・・。
正直テッド・ブレッドのヴォーカルの良さが十分に出てるとは言い難いし、グラハム・
オリヴァーのSAXONでの最後の参加作品「Dogs of War」を超えた作品とも言い難し・・・。

この後テッドは脱退し、THUNDERHEADを復活、解散・・・。残りのメンバーはSOBを
Oliver/Dawson Saxonに改名。後は良く出来たSAXONのカヴァーバンドとして生きて
行くかと思われたのだが・・・(続く)

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