この曲を聴け! 

BURRN!について
はっちゃん (2014-01-04 16:27:33)
なんか色々と大変な事になってるみたいですね。

創刊号から90年ぐらいまでは熱心に購読してました。うっすらと独善的なニオイがしはじめてから
読むのをやめてしまいましたが。

今回の騒動は、一般企業なんかではよくあること。僕も似たような経験があるし、個人的に必ず
拝見させてもらうレビュアーのHIGASHIさんや失恋船長さんも、らくがき帳の中でご自分の職場の
悪しき体質について書いてらっしゃいました。組織に属している以上、仕事に対する考えが異なる
人間がいるというのは当然ですよね。

一番釈然としないのはスタッフ側の一方的な不満だけがピックアップされて、酒井氏本人の言葉が
まったく聞こえてこない。一方の言い分だけを信用する訳にはいきませんが、幾多の傲慢な発言を
過去に残している酒井氏だけにスタッフ側の言葉にも信憑性があるんですよね。

ただ今回まずかったのはネット社会の怖さをわかっているはずなのに、ツイッターで堂々と内幕を
晒してしまった事。メディアの影響力を充分すぎるぐらい承知している人たちのすることではない。
本来ならば一企業の中のゴタゴタなど一般には知らなくていい事です。それを一時の感情に任せて
暴露するというのはいかがなもの?と思ってしまいます。BURRN!を毎月買ってくれる読者に対して
こういう事をすればこうなるっていう想像力、思慮が足りませんよね。まぁ、それすら考える事が
できないほど不満が頂点に達していたんでしょうけど。

仕事に於ける価値観の違い。ここで言うなら編集方針の相違という事になるんでしょうが、これって
バンドメンバーが脱退するときやグループ解散のの時によく使われますよね。だったら編集部内で
一人ぐらい独立して自分の思う編集方針で新雑誌を起ちあげるとかアクションを起こすエディターが
いてもいいんじゃないかな。かつての酒井氏がMUSIC LIFE誌からBURRN!を起ちあげたように。
勿論この時代に新しく雑誌を発行するのは非常に厳しいことは解ります。ペイできる物でなければ
継続もままならないし、そこが専門誌のむずかしいところ。飯を食っていくのは簡単じゃないけど
それぐらいの気概を持った人ってBURRN!にはいないのでしょうか。

20年も遠ざかってしまったけど、以前は聖典でした。綴じ込みのカセット・レーベルも活用させて
もらってたしイラストを掲載してもらった事もありました。田舎の10代のメタル小僧はBURRN!で
情報を得て知識としていました。超ド田舎だから3軒ある書店のうちの1軒に3冊しか入荷されない
ものだから予約してまで購入していたBURRN!。値上げされても意に介さず買い続けていたBURRN!。
エクスクルーシヴな記事に興奮しROCKOMANGAで笑う。濃い企画に感心しポスターを貼り悦に入る。
何度も読み返し、自分の中のメタル硬度を高めてくれたこの雑誌の現状が憂えるべきものだったのは
悲しいことです。

長々と書きましたが、今の僕は立ち読み専門なので説得力は無いでしょうね←死ね

→同意