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Sound Over Matter / HEVEIN
改悪妖愚瑠斗 ★★★ (2013-11-09 09:38:45)
2005年発売の1st。
マイナーだが隠れた名盤。
北欧メロデス系のへヴィなギターリフ、楽曲重視で上手く盛り上げるドラミングとベース、キャッチーなサビメロ、クリーンとデスヴォイスを使い分けるバランス感が良い。
そして何より特徴的なのはヴァイオリンとチェロが奏でる旋律です。ヴァイオリンとチェロが無くても質の高いメタルだと思うのですが、そこに上記の2楽器が加わることで他のバンドとは違うテイストを出してて、しかもその2楽器の奏でる存在感が素晴らしい!の一言。
ここまで上手くクラシック弦楽器がメタルに融合されてるのは初めて聴きましたね。どうしてもクラシック弦楽器はメタルに入ると導入部や合間での挿入、或いは「これ無くてもいいんじゃないの?」という融合のされ方なんですが、このアルバムではこの2楽器の音色や存在こそが楽曲に不可欠の物に自然になってるのが本当に素晴らしい。
捨て曲無しの名盤だと思います。
私的には次作を大いに期待して待ち続けて、もう7年以上になるんですね…。出ないかな…?
96点。
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