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HELLOWEEN
5150 ★★ (2003-09-19 11:52:00)
私は現在HELLOWEENが一番好きではありません。中学~高校のころ、メタルに入るきっかけとなり、その頃は大好きでした。(Master~とThe Time Of~の頃)
今はその頃ほど熱狂的ではないです。
で、最新作RABBITを久しぶりに冷静に客観的に聴き返してみました。確かに絶賛する程のアルバムではないかもしれませんが、HELLOWEENとしては普通レヴェルにあると思います。ヤング・ラジオさんのように絶対認めないとは思いませんでした。
アンディとサシャがかなりソングライティングでがんばって「いい曲」を提供しているようです。要所要所で疾走するかっこいい曲があるので、アルバム通して飽きずにきけます。
ただ気になるのは、これはみなさん言われてますが、ヴァイキーの曲が弱い。ヴァイキーは今までアルバムの中で、必ず「名曲」と言われる飛びぬけた素晴らしい曲を書いてきました。アルバムを買う度にヴァイキー作の曲を楽しみにしていましたし、聴いて感動していました。いうなればヴァイキーがHELLOWEENらしい曲を作ってきたと思います。このアルバムではThe Tune、Do You Feel Good、Nothing To Sayと3曲ありますが、いずれも印象が薄く、アンディやサシャの曲より劣ってます。ヴァイキーふざけてるの?って思うのもわかります。
BURRN!に、Better Than Raw以降、ヴァイキーのソングライティング力が低迷していて、他のメンバーが曲をつくり、徐々にHELLOWEENらしさから離れていっている。というように書いてありました。個人的にはBetter~までヴァイキーは素晴らしい曲を書いていたと思う。Dark~のヴァイキーの曲は緩い。ここ2作でヴァイキーの曲はイマイチだなあと思います。新作でギターソロが耳を惹かないのも気になりますね。 Kings Will Be Kingsのようなかっこよくて明るいツインリードも聴かれなくなった。
HELLOWEENらしい曲といえばヴァイキーにかかっていると思います。彼のソングライティング力が落ちたとは思いたくありません。いままでたくさんの名曲をつくってきたのは彼なんですから。もっと真剣にやればいいのですかね?次のアルバムこそ、かれが名曲をつくってくれるのを期待したいです。

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