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Last of the Runaways / GIANT
火薬バカ一代 ★★★ (2011-05-08 18:21:54)
今やミュージシャンとしてよりもプロデューサー業の方で有名になった感のあるダン・ハフ(Vo、G)が、弟のデヴィッド・ハフ(Ds)らと共に結成したGIANTが'89年に発表し、スマッシュ・ヒット作ともなった1stアルバム。
洗練されたメロディを、透明感溢れる演奏に乗せて聴かせてくれるAOR/産業ロック寄りの音楽性を基本に、そこへ大陸のバンドらしい骨の太さと、ほんのりブルージーな味わいを加えて仕上げたメロディアスHRサウンドが本作の魅力で、個人的には「一聴でハート鷲掴み!」と言うよりも、何度も聴きこむ事によって丹念に組み立てられたメロディの魅力や、木目細かいアレンジの妙がじっくりと沁みてくるタイプのように思えるが、どっちだろうが質の高い作品である事に違いはない。
取り分け、ダン・ハフの歌心溢れるVoとGの実力は突出しており、バンドの代表曲たる哀愁に満ちたヒット・バラード⑤を筆頭に、ポップ&キャッチーな②(これまたスマッシュ・ヒット・ナンバー)、豊かなフィーリングを備えたGソロが絶品な⑧、マイルドな高揚感溢れるスロー・ナンバー⑩といった楽曲は、このバンドのそうした魅力をきっちりとフォローしたフック満載の名曲。
GIANTのアルバムはこれしか持っていないのだが、どうやら再結成アルバムもなかなかの出来栄えらしいので、機会があればチェックしてみよう。

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