この曲を聴け!
アニソン/ゲーソンこの曲を聴け!
k.s.m.2 (2009-05-19 19:46:00)
ふわふわたいむは届いてませんが、CDを入手したのでレビュー。
EastNewSound『Scattered Destiny』
『Lyrical Crimson』に続く2枚目ですね。(最新作3rdはインスト)
葉月なのさん、芸名変えたんですね(→ななくさなゆ)。
12曲中6曲がvo.、という変則構成。インスト曲は、ピアノっぽい音を効果的に使うものが多い印象。
ただ、どうせならSOUND HOLIC「空と風の少女」路線を徹底……トランスじゃ無理か。
vo.曲は、仄明るい空間に迷い込んだような音作りが全般に秀逸。ある意味正統派な東方
トランスアレンジなのかもしれない。
ただし、「萌え系」という形容が広義に可能そうな女声がメイン、残る一曲は思い切りV系を
狙ってみたはいいけれどパワー不足をしっかり露呈したようなすこぶる情けない男声
(もう諦めて裏方に専念してくれないかな……いずみん氏好きはすみません)と、
リスナーの声質の嗜好に対しては難がありそう。
ただ、「人形よ問うコトなかれ」「x≒y(原題の漢字がややこしすぎて変換できない)」の
二曲は、「死奏憐音、玲瑯ノ終」の陰に埋もれさせるのは勿体無い。
(「彩祭雷禮」は声が甘ったるく(歌詞が平仮名なのに合わせたか)、「蒼影」は
少々ダイナミックさに欠けるので、お好みでとしか言い辛い。博霊神社と霊夢の解釈と
しての歌詞はなかなか独特だと思う)
売りになりそうな「死~」は、なゆ嬢の語りが要らないとか言われてますが、
あれがないと、起伏のないただの打ち込みトラックにしかならないと思う。
ついでに二曲。なんでサントラだけ先に届くかな。
「嘆きの人形」Yoko
作曲の上野洋子、というのとvo.担当は同一人物なのだろうか?歌詞はまた江幡育子。
コード進行が妖しいらしいですが、特にそういう感じはなく、湿って奇麗な女声曲。
ただし、Gソロが音が太いのに気持悪い(良い意味で)……と思ったら、新月のG.な
津田治彦氏、だそうな。日本のプログレバンドってこういう音色を使うのか?
歌詞は生かされ続ける機械人形への問わず語り。
「月下に捧ぐ」小野正利
「機神咆哮ッ!デモンベイン!」(曲名)の人ですね。ガチでメタリックな曲を
期待すると痛いですが、ゲームの挿入歌としては十分ロックしていると思います。
当然ながらデモベよりは大分怪しい曲になっていて、歌もハイトーン多用です。
べりべり鳴るベースが心地よい。
歌詞は人狼同士の闘争賛歌。上の機械人形との対比でもある。
しかし、使うゲームのコンセプトをがっちり曲に組み込んでくれるメーカだよなぁ。
あそことかあそこもこういう姿勢を見習うように。
以下はレス系。
>CC
最終章は、特に聞きたそうな原曲がなかったのでスルーしました、すみません。
個人的にはメイドブラッドが最強。なんでそんなにろけんろーなのか咲夜さんは。
>翼
あれ……あっさりと肯定されてしまいましたね、あの原曲。
「自分の中には在りもしない共感を陳腐な言葉で押し付けてくれる」唱歌や歌謡曲の類は、
歳とるごとに嫌いになりまして。個人的には(わざわざ「普通の音楽ファン」に嫌われて
あげているようなジャンルこと)サブカルにまで踏み込んできてくれると、目障りで
仕方がなかったりします。まさに(PoSの)ダニエル氏言うところの「違う星に来て
しまったような感覚」(某「B!」での『Remedy Lane』当時のインタビューのアレ)か。
>ふわふわ
ラップというのがどこのことなのか、未だに判っていなかったり……;
ラジオの音源の「2番までバージョン」では出てないんですかねぇ。
あー、毎日ここ見てるから時間がなくなるのか……。
→同意