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「蜉蝣」新譜感想&V系語り ☆Usher-to-the-ETHERさんへ☆
Usher-to-the-ETHER (2003-11-19 17:36:00)
私もヴィジュアル系について(しかもメタルのサイトで)真剣に語り合える場があって嬉しいです。どうも他のサイトでの「大佑さんかっこい~(はぁと)」とかそういうノリは苦手でして…(実際に格好良いとは思うけど)。
文法間違いの歌詞については、多分意図は無いかと思われます…個人的に、ですが英語の文法で間違うのってなんか中途半端な感じがして嫌なんですよ。それもネイティブが読んで「おかしいな」って思うようなものならともかく、私みたいなガキに見抜かれているようじゃ…。騙すなら骨の髄まで騙して欲しい、そこで馬脚を顕さないで欲しい、という心境ですね。
陰陽座の「殺陣」に関しては、時代劇などの「たて」ではなく、「呪い『殺』すための魔方『陣』」の省略とか…なんか全然違うような気がしますが(何せ私は「妖花~」の「排泄に~」のくだりで水洗便所を連想した輩ですから・笑)
あと「Stab me in the back」の解釈は読ませて戴きましたが、私的には「成程~、こういう解釈も出来るんだぁ…」と思ったので興味深かったです。まぁ性的なニュアンスを多分に含む曲ですし(笑)
「MALICE MIZER」は一応名前は知っています。確かGacktさんと現Moi Dix MoisのManaさん(彼はDARK FUNERALが好きだと言っていたらしいので、ちょっと興味あります)が在籍してたバンドですよね。音は聴いたことは無いですが…
確かに私の意見は「ヴィジュアル系=バンドでなくてはならない」という観念に囚われ過ぎていたような気がします。でもバンドである以上、バンドの演奏を聴かせて欲しいと思うんです。
論点がすりかわるような気もしますが、例えば、Arch Enemyというバンドのウリはアモット兄弟の美しいツインリードだと思うんですよ。そこでこの兄弟がギターを弾かず、踊っていたら(想像するとちょっと面白いかもだけど…)それこそ非難囂々じゃないですか。
もしも視覚的な効果を取り入れるなら、バックダンサーを入れるなり映像を流すなりいくらでもやり方があると思います。私は「視覚的な効果を取り入れる」ことに対しては大賛成ですが、「ギタリストがギターを弾かない」というのは本末転倒に思え、どうしても受け入れる事はできません。どうも反則技のような気がしてしまって…バンドを名乗らないのであれば、全然構わないと思うのですが。
そもそもバンドマンが「魅せる演奏」をすれば、それこそが「本人達がそこにいる意味」だと思います。CD通りがイヤなら、黒夢みたいにスピードを上げるなり、ソロ部分などでアドリブを入れてもっとカッコ良くしちゃえば良いんじゃないでしょうか。
私はヴィジュアル系の一般的なイメージが「視覚的効果で魅せるバンドの群れ」だと誤解され、たとえばムックの歌詞に見られる真摯なメッセージやcali≠gariの百花繚乱の音楽性がかき消されてしまうことをとても憂慮してしまうんです。だから、踊りでなく演奏で魅せてほしいな、と思わずにはいられません。
なんか読み返すとすっごくナマイキ(笑)…お気に障ったら申し訳ないです。

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