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神戸の連続殺傷事件について
空飛ぶ鍛冶屋 (2003-06-13 23:43:00)
どこまで言っていいものやら悩みますが敢えて言います。
神戸事件から何年かあと少年の母親が手記を発表しました。それは未読ですが確か当時のニュースによると「自分の愛情が足りなかったからあの子は犯罪を犯した」という内容だったと思います。当時、それとは別の心理学の本を読んだところ、こう記されていました。つまり少年は生まれたときから母親からの愛情を感じたことがなく、彼の心のなかには常に「母親に愛されたい」という気持ちがあり、とにかくどんな方法でもいいから母親に自分の気持ちを伝えたかった。それが「猫を虐殺する」という行為によってなされたのです。歪んだ形ですが…。その後の少年の行為、それも全ては彼の母親への愛情表現だったのです。少なくとも私はそう納得しています。
それを踏まえてから私が見た池田小学校事件について。まず犯人がすぐに「自分は精神異常者だ」と明言していました。それはありません。精神異常者が自分の異常を明言することはまずないし、あったとしてもそれは精神鑑定が進んだ段階ではっきりする(誰かがそう認定する、あるいは本人が自供する)ことだと思います。それと犯行直後の犯人の表情です。異常者ならもっと恍惚感に溢れた顔をしているはずです。さらに、犯行前に覚醒剤を打ったといっていますが、薬中毒者は日常的に打っているので、いつ打ったと明白に覚えることはないと思います。犯行前に打ったと明言している以上それは正常の精神状態で明確な目的意識で打ったはずです。ということでも犯人は薬中毒者ではありません。…そうした情報を組み合わせ、私はこれは神戸事件以降多発した同様の事件の模倣犯と思いました。
私は両者とも死刑にすべきだと思います。報道が新たな犯罪を産み出し、それを報道が解決できないのなら。
長々と失礼しました。あまり深刻になってもしょうがないんですけどね。
→同意