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ゲーム話
Scarlet Destiny (2010-04-04 22:20:00)
ダブルスポイラー届いたながら、音楽だけ吸い出して暫く放置(爆)。
ここ最近弾幕やってないので相当腕が鈍ってるだろうなぁ・・・。
地道にコツコツやってきますか。

というわけで空気読まず久々にエ・・・もといノベルゲームの話題。
全くノーマークだった『素晴らしき日々 ~不連続存在~』が個人的にクリティカルヒット。
知る人ぞ知る哲学電波ゲーの問題作(かどうかは知らないが)『終の空』のリメイクで評判も上々という事で懐かしさも手伝って買ってみただけですが、複数主人公の各章仕立、○○○○モノとしては今までプレイしたゲームの中でも最高傑作かもしれない。
哲学電波ゲーとか訳解らんジャンルに分類されるだけあって中身は人を選びまくるものの、波長さえ合えば非の打ち所が無くほぼ満点の内容。
絵やCGの綺麗さに騙されて買った奴は大変そうだ・・・。
とにかく狂気と哲学を散りばめた世界観を表現するテキストが秀逸。
複数視点を生かして張り巡らした伏線の回収の仕方が凄く、登場人物に対する認識が二転三転するのも面白い。
この手のゲームにありがちな安易なだけのハッピーエンドやバッドエンドに走らないのも好印象。
これだけグロいゲームにも関わらず爽やかな読後感があるのもある意味凄い。
回収すべき謎は回収しつつ考察の余地もキッチリ残したまま仮定を提示し、"気に入るかどうかは貴方次第"とは・・・成程・・・。
しかしなんでも規制のこの御時世に、イジメ、クスリ、ネットの暗部、宗教、集団自殺etcとよくもまぁここまでやばいテーマばっか集めたもんですねぇ・・・。
しかも『終ノ空』って1999年作品だから10年以上前・・・、key全盛(爆)の頃の作品か・・・。
10年以上前の作品のリメイク、解答編でここまで衝撃を受けるってのもある意味凄い。
当時もなんだかんだで相当インパクトあったからなぁアレ。

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