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映画について語ろう!
銘菓ひよこ (2006-10-22 01:36:00)
>しゅんべ~さん
それまでの日本軍の戦いは、バンザイ突撃をしてきて、あっという間に米軍の標的にされ全滅。まぁ硫黄島でもそうなるだろうとタカをくくられてたわけですが、硫黄島全体に網の目のように塹壕を堀り、怒涛の艦砲射撃にも80人程度の最小の犠牲で持ちこたえ、その後神出鬼没に塹壕から上陸する米海兵隊を狙い撃ち、米兵の多くの人間が初日から恐怖で神経症になって戦闘不能になる者まで続出する始末。栗林忠道中将の他にもバロン西とかもこの戦地に居たわけですが、彼らの最後はどうなったのか、そのへんは未だ分かってないみたいですね。
>area51さん
そうなんですよ、アメリカ側からの視点と日本側からの視点で2作映画を作る、ってのは面白い試みですよね。確かに客観的に見ると硫黄島守備隊の戦いは本土死守のために見捨てられた捨て石なんですが、彼ら自身は自分を被害者だとも捨て石だとも思ってなかったんじゃないかな、と思います。むしろ本土を守るため、国を守るために使命感、俺がここで死ぬことによって日本が少しでも敵の攻撃に晒されるのが遅れるのなら見事散ってやろう、ぐらいの気概で戦ってたんだと思います。でも後日生き残った人の話などを聞くと、逃げようものなら仲間の上官から後ろから撃たれた、なんて話も聞きますからやっぱ想像を絶する修羅場、地獄だったんでしょう。

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