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NO WAR
HIGASHI (2003-03-31 01:00:00)
ヴィレさんやクーカイさんの指摘は的を得てると思います。一昨年のテロはもちろんの事、根本的には宗教戦争の歴史的な側面にも目を向けていないとこの戦争を単眼的にしか理解できないっと
僕も感じています。
以前「NENAについて語れ」に書き込んだように、僕は今回日本政府が毅然としてアメリカにNO!と言うことを期待していましたが実現されませんでした。ただ、アメリカの要求をはねのけイラク大使館存続を決めたことは評価しています。何でもかんでもYESなんて植民地じゃないんですから!
それと同時進行している北朝鮮仮想敵国洗脳計画もどうにかして欲しいもんです。
1.イラクと北朝鮮は別々の国であり、まるで同じかのイメージを植え付けようと必死に報道するのは明らかにおかしい。特に日テレの朝の番組は酷い!無理矢理共通項を引っ張り出し、さも同じなようなイメージ作りをしている。
2.拉致事件を国家テロと称し、北朝鮮はテロ国家だ、っと論理をすり替えている。
要するにテロ国家は懲らしめていいというアメリカ理論の押しつけを日本にしている事に気付かなければいけません。一体どこの時点から拉致問題はそんな視点から見られるようになったのか!
3.防衛庁長官の言及した防衛する中にも相手の基地を先制攻撃することを含む事も考慮に値するといった点。
それって北朝鮮のこと?いつも戦争は自国を守る、って論理から開戦されるんですよ。テポドンが飛んでくるのを待ってるんですか?だったら先にやってしまいましょうなんて、今回のアメリカのイラク攻撃と同じ理屈じゃないですか、国民をバカだと思っているんでしょうか?
未だイラク戦争は終わってないのに戦後復興はもう話し合われているのと同時に、北朝鮮への布石を打つために日本で反北朝鮮キャンペーンを打っていることに気付かなければ、いつのまにか憲法は改正され、北朝鮮への先制攻撃が国防の名の下で行われる。イラク問題に無関心でいると、知らない間に日本は取り返しのつかない所に持って行かれる。
アメリカの戦略である北朝鮮を追い込む方向に加担するのではなく、アメリカ抜きで日本、韓国、ロシア、中国で極東アジアの安定を実現させなければならないと僕は思っています。我々は武器ではなく英智で平和を保ち続けなければならない。それが20世紀の忌々しい歴史への回答である、と僕は思います。

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