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BLUE BLOOD / X JAPAN
Deathです ★★ (2003-09-12 05:45:00)
この手のバンド(ヴィジュアル系)って音よりルックスとかパフォーマンスで注目されることが多いけど、Xはその中でも全てにおいて際立っていた。彼らのステージを見ると、こいつらって根っからのパフォーマー、エンターテイナーだなあってつくづく思う。大抵のヴィジュアルバンドがXの前では存在が霞んでしまうほどXは強烈な個性をもっていた。そんなバンドのデビューアルバムはまさしく衝撃の作品だった。つまり彼らは一流のパフォーマーであるだけでなく音でも勝負していた一流のアーティストだということをこのアルバムで証明したのである。この名盤を作り上げカリスマとなった彼らのフォロワーのどれだけが今生き残っているだろうか?はっきりいって皆無である。見た目の華やかさは真似できても肝心の音については彼らの足元にも及ばなかったからである。もちろんこのアルバムが全てのHM/HRファンに受け入れられるとは思わないが、それでも日本のHR/HM史において重要な一枚であることは確実だしXというバンドが何故今でも変わらず人気を集めているかを教えてくれるアルバムであると俺は思う。