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Human Griefman / AION
火薬バカ一代 ★★ (2008-09-07 22:36:00)
SABBRABELLSの『SABBRABELLS』、DOOMの『NO MORE PAIN』、SACRIFICEの『CREST OF BLACK』なんかと並んで、
個人的に「一度は聴いてみたい廃盤の名作(ジャパメタ編)」の上位にランクインしている、AIONがインディーズ時代の
'87年にリリースした1stアルバム『DEATHRASH BOUND』。本作は、その『DEATHRASH~』を新たな編成で
リ・レコーディングした作品で、発表後、オリコンのインディーズ・チャートで№1を獲得した1枚でもある。
サウンド的には、歌えるVoを擁したパワー/スラッシュ・メタルといった趣きで、当時、ライバル的存在でもあった
Xとの共通点も感じられなくもないが、あれよりもずっとコアでストレートな雰囲気が強く、とにかく、全編をスピード・ナンバーで
ラッシュしまくり、メジャー・デビュー以降目に付くようになる、明るいロックンロール調の楽曲もここには皆無。
畳み掛けるように疾走するOPナンバー①、攻撃的な曲調の中で閃くアコギが鮮烈な印象を残すアルバム表題曲⑦、劇的なGソロが
炸裂するラスト・ナンバー⑩・・・と、ひたすら荒々しく押せ押せの作風に仕上がっていて、痛快極まりない。
個人的には、もう少し歌メロにフックが欲しいとか思ったりもするが、それもここまで完成度が高ければ枝葉末節。
中古屋にて安価(3桁)な値段での入手が可能な作品ゆえ、未聴の方に是非ともお薦めしたい逸品。
こうなるとやはり、HISAYOSHIが歌っているという『DEATHRASH BOUND』が、1度でいいから聴いてみたくなるなぁ。

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