この曲を聴け! 

日本のメロコア、青春パンクについて
中曽根栄作 (2005-03-23 18:05:00)
wikiによるとパンクロックとは「ロックンロールの原点に戻ったテクニックを気にしない衝動と勢いの攻撃的な演奏、短くカットしたヘア・スタイルとそのファッション、権力や体制に反抗的な態度は、不満を抱えた労働者階級の若者たちの間で熱狂的に支持されていった。」とある。
そこから見ると、いわゆる青春パンクとの差は「ネガティブに反抗」と「ポジティブに生きる」が出てくる。(ファッションは流動的であるから考えない。)
共に衝動のままに一貫した何らかのメッセージを吐き出す。そして不満を抱えた労働者階級の若者たちの間で熱狂的に支持される。
突き抜ける方向の違いはあれ、ともかくメッセージは支持され売れてるんだ。
実にマルコム的じゃないか。
ただ、
ここが日本なのが災いしてか右にならえ状態で、オリジナリティというか自我が弱い傾向がある。
レコード会社の言いなりなのか、それ以前の先天的な物なのか、それともわざとなのか、それは知ったこっちゃないんだが。
この濁りは大昔のフォークムーブメントのころに通じる物がある。
にもかかわらず未だかつてのフォークほど突き抜けたソングライターは出てない印象。(様式美っぽいけど、マルコムやヴィヴィアン、シド級のキャラも立ってない)
今は待ち、時代が取捨選択してくれるのを待つのみだ。
ところでメロコアと青春パンクって並んで語れるもんなの?

→同意