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輸入盤の規制について
cover pee (2004-06-22 16:07:00)
>・ちょっと前の話ですが、タワレコとHMVがタッグを組んで、この問題に対するための行動を起こしているらしい。表面上、この法案が可決されたのは「アジア諸国からの邦楽CD激安逆輸入」による国内著作者の不利益をなんとかするためなのだそうで、その点に関しては賛同というカタチをとるものの、洋楽輸入盤の規制に伴うユーザーの不都合が生じた場合には、タワレコ社内に設置された特別調査組織(なんかカッチョイイ響きだ!)を介入させて情報を察知し、日本レコード協会ならびに文化庁に対して断固とした講義行動を行なうことを表明されています。
これに対して見聞きした情報を、ちょっと書きます。
タワレコは法案に賛成したし、HMVはJASRACの犬。
どちらも輸入のルートはJASRACに押さえられてるはず(HMVに輸入盤を卸しているのは、確かJASRACの子会社)。
Amazonは独自の輸入ルートを持ってて、CDの値段がとても安いから、今回の法案は「Amazon潰し」の側面もある。
で、上の「断固とした抗議活動」だけど…
例えその2社が本気で講義したとしても
「洋楽輸入盤の規制によって、輸入盤ユーザーの不都合が生じた場合には、何らかの対策を講ずる…」
こんな感じの主旨の条文が法案の中に明文化されてない以上、無意味。
(抗議なんかする訳がないけどね… この声明にしても、消費者から反感を買わないようにする為の「ポーズ」だし)
・法案原文
ttp://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g15905091.htm
法案可決の際に、輸入盤ユーザーに不都合が生じた際には
文化庁だかどこだかで対策委員会を開きます…みたいなことも言ってたような気がするけど
それにしたって、その不都合を解決する為の法的拘束力があるわけじゃない。
「輸入盤ユーザーに不都合がないよう、私たちは最善を尽くします!!」とか
レコード会社やJASRAC、政治家は言うだろうけど、その言葉は信用しない方がイイ。
抗議と称してハナクソをほじくってるだけなのかもしれないんだから。
→同意