この曲を聴け!
今のカヴァーブーム
METAL GALAXY (2004-01-10 01:06:00)
今日コンビニで買い物をしていた時に、店内でB'zの「勝手にしやがれ」が流れてきました。彼らがこの曲をカバーしていたことをその時初めて知ったのですが、正直申し上げますと、あまりいい気分はしませんでした。
「勝手にしやがれ」は私がリアルタイムで聴いた超大ヒット曲であり、日本の音楽史に永遠にその名を残す名曲だと私は思っています。これをB'zのような超売れ線ユニットがカバーしたことに、私は非常に違和感を感じました。
「あのB'zがカバーをやるなんて、遂に曲作りのネタが尽きたのか?」
「昨今のカバーブームに便乗したのか?」
「『勝手にしやがれ』を選んだのは、特にビッグセールスが見込めるからか?」
「そんなに売れたい彼らは金の亡者か?」
「実は本人たちの意思ではなく、ビーイングの総帥である長戸大幸の絶対的命令なのか?」
アーティストが曲をカバーする動機は、曲に対するリスペクトであって欲しいと思います。稲葉の相変わらずの強烈シャウトには、デリケートなジュリーのボーカルに対するリスペクトがどうも感じられません。またカバーをするのであれば、隠れた名曲にして欲しいと思います。過去のヒット曲なら、テレビのナツメロ特集などでいくらでも聴けるのですから。
そんな訳で、カバーする時は特段の配慮をして欲しいものです。昨今のカバー連中には、三輪明宏の「ヨイトマケの唄」(放送禁止になった曲)をカバーした桑田佳祐を見習って欲しいものです。
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