この曲を聴け!
Re:メタルが嫌われる理由
無の英雄 (2007-02-06 09:35:00)
前回の発言はこの議題の趣旨にあっていなかったので、今回は沿ったものにしたいと思います。
自分の中での結論は他国はしりませんが、日本という国での状況考えると国民性という
部分に行き着く気がします。
箇条書きにしていくと
1 偏見・・・音楽に限らず我々日本人は、権力や風評に弱い民族なので聞きもせずに
「これはダメですね」といわれたら、それで終わり。
踏み込みをしない。かつての自分もヘビメタって聞くと「長髪、メイク
ヘドバン、うるさい、お笑い」というイメージしかなかった。
これは不良=規格外の制服、校則違反の髪型、たばこ・・という勝手な
イメージとかぶるものあると思う。
あとはTVにでてないと売れてないとか 売れてる=いい音楽と勘違い
する人々が非常に多い
2 嫉妬・・・これはバンドマンに多いタイプ。自分ではそのテクニックないために、
HMをだめな音楽とし、テクニックの否定を正当化したりする。
スピードについていけず、速いだけみたいな烙印を押したがる。
ジャズやクラシックなどと違い歴史もそこまで深いものでないので、技術
の否定もし易い。
3 支配・・・音楽業界の力が非常に強いため、時代の流行ではないと淘汰される。
一時期のビジュアル系やメロコアブームがそうだったが、同系統のバンド
がクローンの如く現れ消えていく風潮が強い。
4 範囲・・・まずひとつにHMというジャンルの発信源が少ない。雑誌においては某B誌
か某YG誌が主な出版源。テレビに限っては地方局の某正則氏の番組くらい
。「ヘビメタさん」も終わってしまってるし。後継「FUJIYAMA」は
若干違うと思う。これではHMの風評が事実かどうかを確かめる手段もない。
と簡単にまとめてみましたが、ようするに一つの要因ではなくHMというジャンルを取り巻く
状況そのものが良くないからじゃないかと考えてます。国民性のひとつとして悪者を作りたがる
というのもあると思います。そこに運悪くHMが入ってしまったというのあるんではないかと。
自分でいうのもなんですが、HMの標準的なファッションというのは一歩まちがえれば「ダサい
」感じになってしまいますし、長髪も一歩間違えればただの不潔扱いになってしまいます。
そういうとこも攻撃の的になりやすかったのかなと感じます。
嗜好性の高いジャンルだと自分では思ってるので、この現状はしょうがないかなと思ってます。
(ただブームきてもいいかなーとも思ってますが・・・) 一番大事なのはむしろ我々HMファンが、声高々にこのジャンルを潰さないように愛しつづけることではないかなと思います。
例え周りからクラシックのほうがジャズのほうが、R&Bのほうが、ファンクのほうが、カントリーのほうが、格式が高いといわれよーが自分にとってはHMこそが至高のものなのです。
ただし、ほかのジャンルが悪いとか劣ってるなどとは自分は思いません。ただ一番すきなのはHMなのです。
→同意