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「曲のスピード」って何だろう?
JENESIS (2003-03-18 21:30:00)
Metropolisさん、お久しぶりです。
「速さ」についての話題は「X JAPANについて語れ!」で、激しい議論が繰り広げられていましたよね。
そう、NAPALM DEATHの「SCUM」は'80年代当時、世界最速の曲と言われていたほどでした。ただ速いだけでなく、見事な技法で速さを演出しています。スローな前半部分から一気に速くなる展開が、余計に速さを際立たせているわけです。また、「ブラスト・ビート」という激速ドラムの起源もここにあるのではないかと思われます。
Xのところでも書きましたが、僕は昔から、病的にも恐ろしく速い曲が好きでした。ロックを知ってからこれはずっと変わっていません。その挙句辿り着いたのが、SLAYERを経てNAPALM DEATHといった感じです。
「曲のスピード」ってなんだろう?という疑問についてですが、例えば「SCUM」の場合だと、ドラムだけでいえば確かに600を超えていますが、ギターとヴォーカルなどに関しては決してそうではないはずです。逆に、SLAYERの場合だと、ドラムの速さは前者の3分の1であるのに対し、ギターとヴォーカルは前者と比べ3倍以上も速いと思います。リフの刻みは超高速オルタネイト、歌い方は非常に早口なので全然聴き取りにくいような気がします。曲の速さの基準はドラムの速さで主に決まると思うのですが、必ずしもそうだとは言い切れませんね。
あまり参考にならない文章だったと思いますが、僕も「曲の速さ」という事柄に関しては非常に興味を持っています。ただ、曲自体にせよ、ギター・ソロにせよ、速さを求めれば求める程、メロディー感やエモーションが乏しくなってくるのは、「速さ」という原理の宿命ですよね(まあ中には例外的なテクニシャンもいるとは思いますが)。

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