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BURRN!
ヤング・ラジオ (2005-06-17 22:19:00)
どんなにインターネットが普及しようが昔のBURRN!なら、それらを蹴散らす勢いがあったような気がします。雑誌には雑誌の強みがあり、活字には活字の強みがあり、競争相手は多くて結構!のような、ライバルを寄せ付けないパワーがあった気がします。僕はBURRN!を創刊号から持っていますが、明らかにそのスタンスは創刊号から他紙とは違っていました。ユーモアにも、一つの信念があった気がします。また、それはレビューも同様で、好きだから悪い点数になる。思い入れが強いから、そのアーティストを応援する意味で悪い点数を付けるというような熱い気持ちが、そこにはあったような気がします。
でも一つ忘れてはならないのは、90年代中期以降は全くと言っていいほど、次世代を担える程の有望な新人は登場していないという事実です。これはすごく大きな事で、いつまでも80年代の生き残り組みに頼わざるを得ない現状が生み出した悪影響のような気がします。取りあげるアーティストが居ないのに、熱く語りたいアーティストが居ないのに、どうやってモチベーションを上げるのか?スタッフも苦悩しているのではないでしょうか?僕はこれが、最近のBURRN!が面白くない最大の原因ような気がします....。

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