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Heart of Misery / Hide From the Sun / THE RASMUS
かづき ★★★ (2006-07-02 00:41:55)
昔から、欧州(英国は除く)の素晴らしい音楽の中でも特別な曲にだけ、何か言い表せないモノを共通して感じることがありました。『北欧メロディの哀愁美』や『土地柄のクラシカルさ』などではありません。それは、バッハやショパンから ABBA にまで、HM/HRで言えばSENTENCEDやROYAL HUNT、TAD MOROSE、OPETH、NEW TROLLS、HELLOWEENやGOTTHARDなどにも感じたことがあります。反対に、どんなにクラシカルで様式美でも、KAMELOTやANGRA、DEEP PURPLE、Xなどにそれを感じたことはありません。適切な言葉は見つかりませんが、それは一種の『誇り』から滲み出る『威厳』や『荘厳さ』のようなものだと思います。素晴らしいアーティストの曲の中でも一部にだけ…こんな稚拙な文で伝わるかなぁ?(苦笑)
とにかく、THE RASMUSには多くの名曲があります。が、『それ』を感じることができるのは今のところこの曲だけです。ミドルテンポで、彼らにしては珍しくパワーで押していくような感じもあります。メロディについては言うまでもないでしょう。そして、それ以上に素晴らしい歌詞。悲痛です…
一応言っておきますが、『それ』が感じられないからといって決してダメなわけではありませんよ。彼らの曲で一番好きなのは『Still Standing』だし。ただ『それ』が感じられると、改めて私の好きな音楽は欧州人のモノであり、欧州人にしか辿り付けないモノなのだと痛感してしまうのですね…

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