この曲を聴け! 

Heaven and Hell / BLACK SABBATH
エビフライ ★★ (2006-12-06 11:56:00)
オリジナルサバス以外はサバスでは無いと今でも思っています。
しかしこのアルバムは素晴らしい。楽曲、演奏が素晴らしいのは
今更触れる所では無いでしょう。
ジャケットも凄いです。
確かにサバスの1stのキーフによるジャケットはロック史上最高
の出来だとは思いますが、この不良天使3人のジャケットも素晴らしい!
良く見ると真中の天使が一番の年配でしょう。羽が一番でかいですから。
左はまだ15歳くらいで右は20歳くらいでしょうか。
多分真中の熟女が頭でしょう。天使なのにタバコ(マリファナ?)を
吸っているこのジャケットはサバスそのものです。
「ラヴアンドピース」?「愛と平和」?そんな軟弱さはロックには要らない。
「負の美学」「破壊の美学」「悪の美学」を求めるからこそ「ブラックサバス」を
愛しているのだ。だって「黒い安息日」ですよ!日本人にはピンと来ませんが
キリスト教圏のイングランドで「黒い安息日」でデビューするなんて
国家権力に立ち向かう様なものですよ。
時代は80年前半のアルバムです。メイデン、サクソン等が出てきた時代です。
それらに立ち向かった「サバス」の答えがこの「ヘヴンアンドヘル」なのです。
「メイデン」の1stも死ぬほど聴きましたがやはり次元が違いました。
「ダイヤング」が人気1番なのも良く解ります。
だって「トニーアイオミ」「ギーザーバトラー」「ビルウォード」の演奏ですよ。
誰も敵いませんよ。良いアルバムに成るのは当然でしょう。
しかし、これからサバスの2ndを聴きます。本当の「負の美学」の為に。
→同意