この曲を聴け! 

Images and Words / DREAM THEATER
190 ★★ (2003-12-22 12:00:00)
このアルバムに関しては、「傑作」という言葉を当てはめてもおかしくない思う。
・・・いや、むしろ傑作でしょう!
自分はドリームシアターファンではないのだが、この作品はいいアイテムとして今でもたま~に聴いてます。(僕もこのアルバム1枚しか持ってませんが・・・)
いやしかしこれは素直に「たいんよくできました」印を押してあげたい。・・・逆に、もう少し手抜きしようよ!って感じ(笑)
普通は、ズバ抜けてスゴイものを作ろうとすると、偏った作品になりがちである。
ある部分にばかりに気を取られ、精神を使い過ぎて、必ず、それと違うどっかのある部分がおろそかになってしまいます。ヘタすればどっちつかずの中途半端な作品にもなり兼ねない。・・・どこに重点を置いて力を入れ、どこをある程度軽視するかは、バランスという事を考えた上では非常に難しい事だよね。
そういう点で考えると、このアルバムは、あらゆる面で平均的に能力を使いこなした上で、ハイレベルな楽曲、技術を提供してくれたと思う。
個人的には、ある程度一息つける曲(捨て曲も含む)や、なじみにくい強烈なクセのある曲でも入れて、1曲モノスゴイ超爆発曲がある方が好きなんだが・・・ もう、ここまでやられたら何も言えません。お手上げ! 1曲1曲の完成度の高さには素直に脱帽。 展開力、構成力も文句無し。すばらしい出来だ。
メンバー1人1人の技術の高さにもビックリした。Vo. G. B. Key. Dr. 当時名前こそ知らなかったが、みんなハイレベル。 ・・・やられたよ。
ほとんどの曲が完璧に近い出来になっていて、それがアルバム全体の出来にもつながっている。
オイラは「S.VAI」のファンだったんだが、曲の作り方や演奏技術、プレイ、音など、ちょこっと似た部分を感じてたので、この「IMAGES AND WORDS」はよく聴いてました。
メロディアスプログレハードが好みの方、またスケール感のある大作が好みの方、曲の展開&テクニックも楽しみたい方にはオススメ。
そっち系統が嫌いな方でも、このアルバムだけアイテムとして持っててもいいよ!

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