この曲を聴け! 

Appetite for Destruction / GUNS N' ROSES
ERORIN ★★ (2005-03-09 13:42:00)
ここまでの皆さんの書き込みを読んできましたけど貶してる発言がゼロでした。
これはある意味すごくないですか ?
確かにジワジワ売れたアルバムでしたよね。私が始めて聴いたのは発売後一年経ってからでしたけど「GN'R LIES」と同時チャートインしてましたもの。
それにしても裏ジャケのメンバーショットは今見てもクールだし、いつまでも色褪せることはないでしょうね。
あの5人のうち誰が欠けても、こんな最高にカッコいいアルバムは出来なかったと思います。
まずアクセルの高音と低音を使い分ける自在なヴォーカル。聴いてるとステージでのパフォーマンスが目に浮かびます。
彼の声はまさにGN'Rそのものだ。その後の彼の悪態、変人ぶりは考え物だけど、少なくともこの頃はまだまともに見えましたよね。
ダフもまた同様に長身でベースを低く構え、クールにコーラスしてる姿が目に浮かびます。
あと気まぐれなアクセルや、まだ〝子供〟だったスラッシュ、無口なイジーでは務まらなかったであろう、バンドのスポークスマンという重要な役割もこなしていたのも彼でした。
重要と言えば、スティーブンのまさにポップコーンが弾けるようなドラムの音もそうです。
これもまた愛くるしい顔でニコニコしながら、肩口から繰り出すドラムプレイが目に浮かびます。彼がクビになったのを知った時は相当ショックを受けました。
キチッキチッとしたタイトなマットソーラムの音より(決して悪い、嫌いとは言わないけど)、独特のグルーヴ感というかスウィング感のあるアドラーが居てこそのGN'Rでもあったと思う。
この「APPTITE~」の楽曲の多くは彼に合わせて作られたそうですが、「~ILLUSION Ⅰ,Ⅱ」の楽曲も彼が叩く事を前提に作られた曲だからなんか違うなぁ感があるのかもしれない。
最後に二人のギタリスト。
ステージの隅でキャスケットをを被って、ひっそりと寡黙に弾いてるイジー、上半身裸でアクセルと共にこれでもかと暴れながら、ソロを弾くスラッシュが目に浮かびます。
オフでは決して仲良しとは言えなかった二人でしたが、左チャンネルから聴こえるイジーのリフと、右チャンネルから聴こえるスラッシュのリフの絶妙さは筆舌し難いです。
何か何書いてるか分かんなくなってきたけど(笑)まだ聴いたことない方は是非聴いてみて下さい。
「ILLUSION Ⅰ,Ⅱ」も良いアルバムですけど、このアルバムこそがGN'Rだと思います。伝説がそこにあります。

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