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WINTERHAWK
COOL CHOPPER ★★ (2004-06-10 01:38:00)
一部マニアにのみ知られていたバンドで、アナログ原盤には数万円のプレミアが付いていた。
アルバム・ラストを飾るFREE TO LIVEは、力強くメロディアスなヴォーカル・パートから疾走感溢れるギター・ソロ(ほぼ全編に渡り、オーヴァー・ダビングによるツイン・リード)まで全く無駄がなく、9分にも及ぶ大曲でありながら、中だるみが全くない。
G、B、Dsのスリーピースで、ヴォーカルの声質がゲディ・リーそっくりのためラッシュ・タイプなどと言われることもあるが、同じくラッシュを引き合いに出されていたガスキンやライムライトと同様に、HR/HMバンドとして捉えた方が良いだろう。
時期的にアイアン・メイデンあたりからの影響もありそうだが、ハロウィンに先立つこと数年。こんな凄いバンドがデビューしていたとは驚きだ。
同じくマイナーレーベルからのデビューだったライオットのようにリアルタイムで日本で紹介されていたら、絶対に売れていただろう。
残念ではあるが、今はこの素晴らしいバンドに出会えた事に感謝したい。
尚、正式なスタジオ・アルバムはREVIVALのみだが、近年ライブCDも発表されている。(未聴)
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