この曲を聴け! 

BAAD
すいません ★★ (2003-07-13 03:54:00)
誰も興味持たないかもしれないという惧れはあるが、とりあえずアーティスト追加させて頂きます。いいバンドなんですよ。ちょっとでも気になったら、買って聴いてください。
「どんな時でもHold Me Tight」という、今考えたらトホホなタイトルの曲でデビューした四人組(Vo:山田恭二、G:大田紳一郎、B:小林正道、Dr:新井康徳)。でも、このデビュー曲に胸をドキュンと打ち抜かれました。J-POPの分かり易さとHRの美しさが共存する楽曲群はまさに芸術品。この表現はBAADのほぼ全曲に当て嵌まります。
外部ライターによる楽曲も結構あり、シングルになった曲の多くは殆ど外部によるものです。しかし、BAADの本当の魅力は大田紳一郎の極上メロディとヘヴィなギターサウンド、山田恭二のときに切なくときに荒々しい歌詞・歌唱。
このメンバーでは、2枚のアルバムを出しており(なお、後に山田が脱退、秦というVoが入る。彼も良かった。で、BAADは既に解散しており、大田と新井は「RAD HAMMER(ラッドハンマー)」というバンドで活動しています。山田は音楽業界から足を洗い、小林は音楽関係の裏方になったとか)、その2枚はどちらも絶品。時々「ん、どっかで聴いたリフが」と思うこともありますが、それはそれでまぁ。
とにかく機会があったらどちらも聴いてちょ。山田の高音がすこし弱っちいと思う方もいるかも知れません(僕は思いません)が、非常に上質のメロディアスHRを上手いVoとGが演っている好盤ですよ。
私はキリンさんよりもゾウさんよりもBAADが好きです。
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