この曲を聴け! 

WANDS
ATOSS ★★ (2004-01-04 22:39:00)
メタルファンもしくはハードロックのファンっていうのは、結構生真面目というかマニアックというか追求する箇所に徹底的なこだわりを持っていますよね。大抵知名度だけとか若さのみがウリで悪趣味な「ロリ/ショタのショーケース」状態で『ぴょ~~ん、クルクルクルリ~~ン』みたいな類のものが一番嫌いな要素が多いですしね。自分の好きなバンドのメンバーが影響を受けた曲というのは探して聴いている人が多いですし、いまのポップスだけしか聴いていない人がそこまでやっているとは思いませんね。もちろん「だからなんだ」って事なんですけどね。
所謂ビーイング系(簡単で便利な言葉ではありますが個人的にはあまり好きではない言葉ですけど…)はそういったハードロックファンの好きな質の高さとかそういったものを大衆にも受け入れられるカタチで感じ取ることが出来ました。そういった実力の高さといった要素を前面に出しすぎるとイヤミになり、懲りすぎてしまうとマニアしか付かなくなってしまう。持っている実力をもちろん全部使うんだけど、でも誰にでも安心して聴ける高品質な曲。
ロック(特に日本の90年代後期のビジュアル系ブームの中の)バンドに多いのですが、どんなファンにもアピールできる力あるミュージシャンは歌詞を「バラ」や「血」でわざとらしく飾って自分の過去を切り売りしたりしないのかもしれませんね。個人的にはそういうのがいても悪くはないとは思うんですがそれだとひいてしまう人もいますし。聖飢魔Ⅱ関連の話題で目にしたことがある話なのですが日本のハードロックバンドで消えていった人たちは歌詞がよくなかったからだそうですね。日本語ってハッキリ意味わかっちゃいますしねぇ。私は大好きですがHARD BLOW(FLATBACKER)なんか今の子達が聴いたらネタにしかされないんでしょうか…?
日本の頂点といったものにどんな価値があるかなんて私にはわかりませんが、少なくとも今WANDSやT-BOLANみたいなバンドはいません。「音楽好き」極端な言い方ですが「音楽バカ」にも響くようなバンドは細分化されたジャンルの中でしか存在しない気がします。ただのバカなら今の歌い手(あえて歌手とはいいたくないです)の方がワンサカ居るんですが…
J-POPってポピュラーな音楽な訳であって、流行がパンクになればパンクでもポップスになりますし、それはハードロックでも同じ事。ただそれで嫌いなものも出てきますし好きなものも出てくる。またも議論があるようですが私はあの中に入っていく気がしません。「ダメなものはダメなんだから仕方ない」で放っておけばいいのに…。音楽が好きな人たちでいがみあってるこんな状況なんかぶっ潰してくれるような力のある人たちは出てこないのでしょうかねぇ?
WANDSのCDがなんだかいつの間にかいくつか消えている事に気付きました。
天使になんてなれなかったとか聴けない状態です。中古屋廻るか…
最後に…
言葉遣いが汚くてごめんなさい。
ATOSS

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