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WHITESNAKE
BLACK MURDER ★★ (2005-01-19 10:15:00)
こんにちは。ホワイトスネイクも僕が最も大好きなバンドのうちの一つです。
僕はなぜかこのバンドで真っ先に買ったのが初期の頃のベストだったんです。「BURN」ですでにそのブルージーなシブさに惚れていた僕は当然気に入りました。「Fool for your loving」とか「READY AN' WILLING」みたいな曲に感動しました。メンバーもDEEP PURPLEに近いメンバーだし。
次に手を出したのが「サーペンス・アルバス」。この作品を聴いた時の衝撃が忘れられませんね。カヴァデールの声はまるで人が変わったかのごとくパワフルになっており、バラードではよりディープに。しかし、それ以上に演奏が凄いな、と思いました。ドラムは後ろでドッカンドッカン叩いているし、サイクスのギターはとにかくボリュームがデカくて極太なサウンドで、弾きまくっていて、かと思えばバラードではビブラート効かせて美しいサウンドを奏でて感動させる。。。なのにそれらに負けないカヴァデール。こんな凄いバンドには未だ出会ったことはないですね。曲も全曲一発で気に入りました。
その後他のアルバムを揃えましたが、これを超える作品はありませんでした。ヴァイは確かに凄いですが、それはテクニックであって、プレイで圧倒されてしまうことは決してなかったです。レナリスさんもおっしゃってますけど、僕もサイクスのギターには魂、情熱を感じます。僕も「CRYING IN THE RAIN」のソロ聴いてちびりました。そして、「IS THIS LOVE」のソロで泣きました。僕がギタリストでここまで情熱、魂を感じるのはゲイリー・ムーアとジョン・サイクスです。人それぞれだと思いますが。
ホワイトスネイクほど、どの時代も豪華なメンバーだったバンドは他に見当たりません。ギタリストだけでもヴィヴィアンやエイドリアン、ヴァイ、ダグ・アルドリッジ、レブ・ビーチなどなどたくさん凄腕はいますけど、ジョン・サイクスが最高です。なぜならプレイだけではなく、彼には素晴らしい曲を書ける才能があるからです。。彼が「サーペンスアルバス」でいかに貢献したかは後のBLUE MURDERの1stを聴けば一目瞭然です。僕は、同じ1989年に出た「SLIP OF THE TOUGE」と「BLUE MURDER」(このアルバムもとてつもなく凄い!!)どちらを支持するか?圧倒的に後者です。この先は僕はWHITESNAKEよりもBLUE MURDERに付いて行きました。サイクスのボーカルも好みですし。
一番好きなバンドは??と訊かれれば確実にVAN HALENと答えます。しかし、一番好きなアルバムは?と訊かれれば「サーペンス・アルバス」か「ブルーマーダー」のどちらかですね(「5150」も捨てがたいが)
願わくばもう一度サイクスとカヴァデールのコンビが見たい!!この二人こそロック界の無敵のコンビだ!!(他の時代のホワスネも好きだけど)
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