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The Heroin Diaries Soundtrack / SIXX:A.M.
カボチャ野郎どもの詩 ★★★ (2009-06-09 03:39:00)
「ニッキー・シックスのソロプロジェクト」と視聴前にイメージ付けてしまう(聴かない)事はあまりに勿体ない事だと思う。
むしろ今作で「DJアシュバ(現ガンズ)」「ジェイムズ・マイケル」2人の名前を覚えた人も多いのではないだろうか。
またアーティストが自身の内面や過去に触れる楽曲は世の中に多くあるけれど、これ程露骨な物は少ない。
故に1曲1曲、歌詞の1節1節に独特な説得力や重さがあり、自伝に準えているだけに外せる曲は無い。
その代わりにクォリティの低い楽曲も一切無いので、最後まで組曲の様に通して聴く事ができる。
7曲目の『INTERMISSION』を挟んでキャッチーなサイドど様式美的なサイドに分かれていて、
モトリーとは異なり、全体的に陰鬱な雰囲気があるけれど、個人的には大傑作だと思う。

「芸術作品」とDJアシュバが語る様に「Sixx:A(shba).M(ichael).」と言う「3人」の渾身の1枚。
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