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Life Among the Ruins / VIRGIN STEELE
ゴリャートキン ★★ (2008-08-29 15:46:00)
4th発表後もライブは続けていたらしいが、90年にはFOGHATのベーシストのクレイグ・マクレガー、そしてジャック・スターとSMOKE-STACK LIGHTNINGとブルーズバンドを組んだりしていた。
もしかしたらそこでバンドの歴史が途切れる可能性もあったのだろうか。
4thに関しては、ベースのジョーが病気ということでアルバムではデヴィッドがキーボード・ベースを使ったというのがOHP上のバイオグラフィーでの説明だが、
ジョーとドラムのジョーイはVSのLAメタル化に同調していて、またジョーは4thの曲をちゃんと練習してこなかったためにその音源が使われなかったという話がある。
そしてジョーは92年にバンドを去っている。後任は元DIOのテディ・クックを経て元RONDINNILIのロブ・ディマルティーノが加入。
この5thアルバムにはテディのプレイも使われている。ロブはSMOKE-STACK LIGHTNINGでクレイグの後任だったらしい。
92年5月、あるNYで銃撃事件が起こった。30半ばの既婚男性が17歳の少女と不倫関係にあり、その少女が男性の妻を襲ったのである(夫人は負傷するも生存)。
この事件は色々と世間を騒がせたようで、しかもこの男性は臆することなくメディアに露出して一躍有名人になったようである。
すぐさまこの事件を元にしたテレビドラマ(「Casualties of Love: The Long Island Lolita Story 」主演はアリッサ・ミラノ)が制作されることになり、VSが曲を提供することになった。
中でも「Snakeskin Voodoo man」のPVにはこの男性氏も出演していて大ハシャギしていたりして、流石にどうかと思う。
夫人は当然のように離婚したが、片方の聴覚を失ったらしいし、少女は刑務所に7年つながれたのだから。この男性氏は少女との交際ということで後に数か月の収監。
歌詞の内容はスケコマシについてで(笑)、音楽的にはマディ・ウォーターズに影響を受けたという、ムチャクチャ素晴らしいブルーズソングだ。
ちなみにこの曲はUSA盤のみのボーナストラックで入手困難(USA盤はジャケットも良い)。
→同意