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PROTOTYPE / 高浜裕輔
火薬バカ一代 ★★ (2008-01-20 15:36:00)
梶山章率いる様式美HMバンド、PRECIOUSのキーボーディストだった高浜裕輔が、藤本泰司(G)、大谷レイヴン(G)、
坂本英三(Vo)、松本龍以(Vo)ら豪華ゲスト・ミュージシャン陣を迎えて制作、'91年に発表したソロ・アルバム。
ソロといっても、超絶技巧が炸裂するテクニカルなインスト物ではなく、アンサンブルを重視した楽曲志向の作風で、
全曲、高浜が作曲を手掛けたメロディックな正統派ジャパメタ・チューンの数々は、聴き応え十分。
楽曲の基盤を支える、高浜の華麗なKeyワークも然る事ながら、きっちりと自身の個性を活かした仕事っぷりを聴かせる
ゲスト・ミュージシャン達の良い仕事っぷりが特筆モノで、アルバムに全面的に参加し、①のソロを筆頭に
期待通りの緩急自在のGワークを披露している藤本や、本編随一の名曲と言うべきスピーディなHMナンバー⑫で、
スリリングなGプレイを披露する大谷レイヴンも素晴しいが、中でも光っているのは、元WOLFの松本龍以。
やはりこの人は歌がメチャウマ。あと、松本のVoをWOLF以外で聴く事が出来るのは本作だけ(だよね?)というのもポイントかと。
しかも、劇的極まりないなアルバムOPナンバー①、アップテンポのメロディック・ロック・チューン③、
Keyリフのカッコ良さがガッツポーズ物の疾走曲⑩と、彼が歌っている楽曲のクオリティ自体も
文句なく高いのだから、何をか況や。(対照的に、坂本英三のVoは艶に乏しく精彩を欠く)
PRECIOUS、DANCER、MARINO、ANTHEM、WOLFといったバンドのファンにもお薦めできる1枚。
それにしても、酷過ぎる再発盤のジャケはもう少しどうにかならんかったのか・・・。

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