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The Dying Wonders of the World / THE DUSKFALL
J尾崎 ★★ (2007-11-16 01:02:00)
2007年4th。今作をもってダスクは俺の中で一番好きなメロデスバンドと相成りました本当にありがとうございました
叙情性を抑えて硬質さと突進感を重視した前作とはうって変わり、強烈な扇情力を持った「Dusk節」叙情メロディが全ての曲で炸裂する超高品質メロディックデスメタルアルバム。
メロディック度では1stに匹敵するかそれ以上といっても過言ではないでしょう。
更に過去作と比べて明らかに垢抜けた印象で、単純なクオリティでも最高傑作と呼べるのではないでしょうか。
疾走曲とミドルテンポ曲が半々くらいの割合で入っていてアグレッシヴさも十分、ギターソロが全曲で聴けなかったのは少々残念ですが、②、⑤、⑥辺りで強烈な泣きを伴って炸裂するギターソロはもう絶品です。
疾走曲のリフがが前作までのような複雑なものでなく若干シンプルになり、その辺り少々モダン化が聴き取れるかもしれませんが大した違いは御座いません(笑
ここで聴ける音は自分にとって理想のメロディックデスメタルで、正直今まで聴いたメタルのCDで一番好きかもしれません。
まぁン年後とかにならないと分からないですが・・・
とにかくメロディが最高に自分のツボということもあり絶賛してしまったのですが、今作は叙情メロディックデスメタルの金字塔とされて然るべき、と思います。
1stから頑なに方向性を貫き続け、作品毎にクオリティを上げていく彼らの姿勢は本当に素晴らしいと同時に、メロデスの王道的サウンドを守り続けるその存在も貴重です。
リアルタイムでこのCDに出会えた事を心から嬉しく思います。

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