この曲を聴け! 

Fantasia: Live in Tokyo / ASIA
天地輝男(あまちてるお) ★★ (2007-07-06 00:12:00)
何とオリジナル・メンバーとしての初来日、1st全曲再現プラス各メンバー前在籍バンドからの代表曲を漏れなくプレイ!
フツーこれだけの材料が揃えば、間違いなくモンスター級のライヴ盤として、業界に燦然と輝く金字塔になるべきであろう。
ところがなんなんだ、この調子っぱずれな演奏は . . . ?相撲の決まり手で表現するなら、肩透かしどころか蹴たぐりだ。
とは言うものの、実際のライヴを体験したヒトは、それなりの爆音に誤魔化され、たいして気にならなかったらしいです。
ジョン・ウェットンのヴォーカルは弱いし、変わり果てた容姿以上にスティーヴ・ハウのギターは迫力を欠いていますワ。
そんな中で、唯一光っているのが、ELPの楽曲「FANFARE FOR COMMON MAN」だと思いました、個人的には . . . 。
「DON'T CRY」のスロー・バージョンには納得いかないし、「VIDEO KILLED THE RADIO STAR」も残念なデキです。
志はよかったんですが、所詮「年寄りの冷や水」としか思えない。それに比べると、RUSHなんかは本当に凄いバンドなんだと痛感します。
おっと、誤解なきように!ASIAのキャリアを否定しているワケではありません。現役としてのパワー不足に物足りなさを覚えた
だけです。オリジナルの楽曲は素晴らしいモノばかりだと思っています。今回の来日後即CD発売の性急さに「ムリ」を感じました。
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