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Spirit / ELUVEITIE
トヨ ★★ (2007-01-07 15:32:00)
スイスから現れた、本格派フォーク・メタルバンドEluveitieの1st。
Turisasといえば"金管楽器"、Finntrollなら"ポルカ"だと思いますが、Eluveitieのキーワードは"笛"。
まずメンバーの楽器がすごい。縦笛、横笛、バグパイプと笛が入り乱れ、さらにはヴァイオリン、ハーディー・ガーディ(手回し琴?)という謎の民族楽器まで登場し、これらの音がアルバムを通してずっと主役。ちなみに間奏では"ギターソロ"ではなく"笛ソロ"が聴けます(笑)。
楽器だけでも豪華ですが、曲の方もフォークとデスが見事に融合し、かつメロディック。デスらしく重厚でありながら、聴いていると遠くに壮大な山の風景が見えたり、森の中にたたずんでいる気分になってくる(川のせせらぎ&小鳥さえずり音入り!)。
Voはメインのデス声(男)とクリーン(男&女)、民族楽器以外(Gt,Dr)もしっかり、音質良、捨て曲なし、大物感がにじみでまくりです。
おそらく今後フォーク・メタルの代名詞的存在になるバンドと確信しました。
ちなみに同ジャンルのKorpiklaaniから聴き始めると、その違いに驚き!
Korpiklaani=飲んだくれフォーク・メタル←→Eluveitie=ヴィジュアル系フォークメタル、って感じ。
ちなみにyoutubeで#4"Of Fire, Wind & Wisdom"のPVが見られます。
個人的には2006年No.1。おすすめします。
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