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Runway To The Gods / ZENO

さいぞ ★★ (2007-05-22 21:55:00)
良い作品だと思います。特に①は傑作といってまず間違いないほどの名曲です。
が、
ZENOの作品としてとらえてしまうと、どうしてもイマイチな感が否めません。
全体的な楽曲のクオリティーは相変わらず高く、ジーノのギタープレーにも凄みというか、若さというか、アグレッシヴさが増していて圧倒されます。
しかしながら、前作LISTEN~の楽曲と今作の楽曲を比較すると、どうしても見劣りしてしまいますし、ジーノワールドが薄味になったというか稀薄になったというか…。
前作が凄すぎたという気もしますが、Voチェンジが楽曲の幅を狭くしてしまったのは言うまでもなく、1st,2ndにあったフレクシグが歌うエスニック的でオペラ的で幻想的な楽曲が激減しています。
悪く言えばボーマンの声は癖が強く、ジーノ独自の世界観をメロディアスHR然とさせてしまい、微妙なニュアンスなどが伝わりにくくなってるように感じます。
もちろんオペラ的な曲も幻想的なクラシック要素の強い曲も、ボーマンでは歌えないというか合わないわけ(⑩などはフレクシグが歌ってこそ映える曲)で、そういう楽曲が好きな一人としては残念としか言いようがありません。
ZENOという名がなければ、名盤なのは間違いないんですがね。
個人的にはフレクシグあっての過去の名盤だと再認識させられた作品になりました。