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Tardo Pede in Magiam Versus / JACULA
ガイアナ ★★ (2007-07-10 20:42:00)
BURRN!を立ち読みで済ます様になって久しい。
所詮立ち読みなので隅々まで注意深く読むことなど出来ないケド、ユーロ・ロック幻想というコラムはいつも真剣になって読んでしまう。
筆者の山崎氏は、ここでよく自分の昔話をする。
海外のどこそこという店で日本で全く知られていない幻の名盤を見つけ、足元を見られないように逸る気持ちを抑えて値段交渉して購入し、やっぱ売るのはやめたと言われるんじゃないかと恐れ、飛んで帰った、あーあの頃は熱心なコレクターだったなー、とまぁこんな感じで。
人によってはどーでもいい自慢話と受け取るかもしれないが、私はこれが好きで読んじゃうんだなー。
以前ここで紹介されていたPROCESSIONのFIABAというそんなの知らんがな的な作品を試しに買ったところ本当に良くって、以来私にとっては幻の名盤を教えてくれる良コラムという認識もあります。
今月号のBURRN!では、このJACULAが取り上げられていた。また例の昔話ありきで。
何とボーナストラック付きで再発されるとか。これは買い直したい。
オルガン、フルート、トリップした女性の狂気のヴォーカルなんかで成り立つホラーミュージック。ドラムは無く荘厳、寒々としたメロディーが延々続きます。
まだ幻だった当時、わざわざ海外まで飛んでこれを掘り当てた山崎氏の味わった喜びがいかに大きかったかは想像に難くない。
まだ持ってない人は是非この機会に。山崎氏のコラムの信用度も上がるかもよ(笑)
推薦度:★★★☆

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