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Red for Fire - An Icelandic Odyssey Part Ⅰ / SOLEFALD
Usher-to-the-ETHER(2006-06-08 22:08:00)
2005年発表の5th。

アイスランドを舞台にした物語がコンセプトになっているせいか、今回はヴァイキングメタルの要素が強いですね。歌詞を見るとオーディンを始めとして戦乙女やドワーフ、ロキなど、ファンタジーや北欧神話好きにはお馴染みの面々が出てきて、歌詞を読んでて楽しい。
…んですが、正直言って音楽的には前作の方が良かったと思ってしまったり。

今回もサックスはちゃんと出てきますし、ストリングスの入れ方などはやはり知性的で素晴らしいのですが…。特に音質がヘヴィでもないのにリフとデス声で押すパートがイマイチなんですよね…。しかもそのパートが結構多いし、デス声も×チガイじみた狂性がないので、それが続くと結構だれてしまいます。

ただ、「SUN I CALL」や「WHITE FROST QUEEN」といったプログレ路線の曲は相変わらず素晴らしいし、前述のストリングスの入れ方の上手さもあるので、全編つまらない曲と言うのは無いと思います。…が、前作の素晴らしさを知る人としては、もうひと押し欲しかった所です。

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