この曲を聴け! 

Fused / TONY IOMMI
0フレット ★★ (2006-09-24 15:30:00)
このアルバムも聴き始めてから1年経ちました。
で、残念ながら基本的には前回投稿から大きく変わってはいません。
最初の頃は全体像を掴むような聴き方をしていましたが、何度も聴くうちに通常より
少し低音を足して聴くようになりました。
すると(当然か!)先生のGが非常に浮き出て聴こえます。
やっぱりカッコイイ、小ぶりの単板マホに細い弦のギターなのにとても機械的でヘヴィ
な音は健在です。
ただ反面、前記したVoの部分は更に分離感が強くなってしまいましたね。
7曲目のような、スピードのある曲はまだ良いのですが、先生の真骨頂であるミディ
アムテンポの曲では??なんです。
ヒューズも目一杯頑張っているのは十分分かります。
ただ、元来私はVoを聴くに当たって「上手:下手」を聴くより「合う:合わない」
に重点を置いてしうので、どうしても先生のヘヴィで引きずるリフと音には軽る過ぎる
のですねー。
けして、「OZZYなら」なんて訳ではではないし、こんな楽曲やられたらマーティン
なら着いてこれないでしょうし。
前ソロではVoが全員違ってましたよね。 個々の技量は別にして、個性の強い楽曲
と音ですから「それなり」に「アク」がないと「上手い」だけでは負けてしまうんで
すよね。 だから前作はそれなりに興味深く聴く事ができました。
アイオミがアイオミらしくなればなるほど、Voの選択が難しくなる。
本来なら評価される「強い個性」の泣き所なのでしょうか。

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