この曲を聴け! 

現代ストイック / メリー
Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-04-03 00:09:00)
2003年発売の1st。
このバンドは友達の紹介で知ったんですが、このアルバムを聴いたとき、新人バンドながら
そんじょそこらのベテランバンドを寄せ付けないほどの完成度の高さに驚きました。
やはりインディーズのバンドだからと言って敬遠すべきではないですね…
流石あの清春さんに見出されただけの事はあります。
音的には端的に述べるならば「昭和的な哀愁を感じさせるメロディを持ったロック」
となるんでしょうが、初めて聴いた時はそんな言葉では表せないほどの感動がありましたね…
一定の様式に囚われて同じ様な曲ばかりを並べる事にもなっていなければ、
特殊なことをしようとしすぎて自己満足に陥る事もない、ポピュラリティの高い名盤だと思います。
このバンド特有の武器は、やはりそのメロディとヴォーカルでしょう。
非常にハスキーで味のあるヴォーカルが、いかにも日本人好みな歌謡曲風のメロディを歌う…
これだけでも満足ですが、さらにこのバンドの場合、そこにかっこよくへヴィーなリフや
軍歌にも通じる哀愁を封じ込めたリフやソロも入ってくるので、これを好きになるなと言う方が無理です(笑)
まあ、このハスキーなヴォーカルは人によって好みが分かれそうなので、
全ての人にお勧めという訳には行きませんが…
ちなみに会場限定盤には「バイオレットハレンチ」のライブバージョン、初回限定盤はアタリ・ハズレ付きで、
アタリDISCには「スカル」のライブバージョンが収録されているので、レアCDショップなどで見かけたら買ってみてもいいかもしれません。

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