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A Song for All Seasons / RENAISSANCE
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2005-02-12 17:37:00)
もう外に出ると日が照ってぽかぽか陽気なんだけど、ちょっと風が吹くとまだ冷たさを感じる。薄めのセーターだけは残しとくか・・・そんな「小春日和」のようなアルバム。
前作までと比べると若干(かなり?)印象が変わっています。あの厳しい冬を連想させるような憂鬱な感じが薄くなり、ライトで明るい曲が多くなっています。正に冬を抜けて春に入り、さまざまな植物が芽を出すような息吹きを感じます。そう思えば『四季』という邦題はぴったり!。
楽曲の質は依然高いと思います。大仰な曲、可愛い曲、神聖な曲とバラエティにも富んでいますし、まとまりがあって散漫な印象もありませんね。すりっぷのっとさんの仰る通り、「ドリーマー号の出航」とタイトル曲は素晴らしいです。これぞ!、これぞ!!ですね(2回言うた)。小曲も独特の佳曲揃いです。
でも個人的にはキャンプは2曲も歌わなくても良かったと思いますし、全体的にジョン・タウトの劇的&華麗なピアノが減っているのが残念と言えば残念です。
しかしこれは素晴らしい作品です。というかもうジャケだけで「買い」です、これ(笑)。曲とジャケが見事にマッチしていますね。好きだな~、このジャケ。
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