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Ceremony Of Innocence / RADIOACTIVE
Resident Evil ★★ (2004-11-01 09:28:00)
2001年発表の1st。
スウェーデン出身の技巧派ギタリスト、トミー・デナンダーによるプロジェクト。ゲスト陣は総勢30名という錚錚たるメンバーで構成されており、そのクレジットを見るだけで彼がどれほど器の大きな人物かが見て取れる。TOTOのメンバーが全面的に参加、有名プロデューサーのデヴィッド・フォスターがKeyで、CHICAGOのジェイソン・シェフは独特な声を聴かせ、YNGWIE MALMSTEENのバックでKeyを弾いていたマッツ・オラウソンなど一流ミュージシャンが勢ぞろい。ブルージーでダイナミックロックなオープニングチューン、ボビー・キンボールがVoを務める爽快ロックチューンの②、TOTOタイプのバラード④は胸にぐっとくる佳曲。ジェイソン独特の透き通ったハイトーンが聴けるメロディアスな⑤や、同じくジェイソンがマイクを握る北欧叙情派メロディアスハードの⑥などクオリティーの高い楽曲が並ぶ。だが、その完成度の高さが裏目に出てマンネリズムに溺れつつある。TOTOファンやこの手の音楽が好きな人は気に入るかもしれないが、少し面白みに欠ける。良いアルバムなんだけどなぁ・・・。
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