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Stand Back (1984年)
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Stand Back
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解説 - Stand Back
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1. 失恋船長 ★★★ (2024-06-20 21:47:00)

カナダのロックバンドが1984年にリリースした1st。明日の道は俺達で切り開く。ロックの震源地カナダから放たれた4人の勇者アローズと帯タタキに書かれた国内盤を見たときは笑いましたが、その割にはカナダのバンドは批評家からプッシュされんぞ。
そんな震源地からシャレオツなサウンドで登場、壮快感のあるメロディと力強い大陸的なリズム、シンセにサックスまで飛び出し、口当たりの良いサウンドを展開、アメリカ産では感じられない哀愁美、そのセンチメンタルなメロディと仄かな湿り気を帯びた爽快な風が、心地よく頬をなぜていく。

ラジオフレンドリーではあるが、商業主義すぎないセンス、ポッと出の新人ではないキャリアに裏打ちされた構成力が、この滑らかで洒落た音楽を築き上げたのだろう。ある意味、ニューウェーブ風な曲もあるが、AOR調のハードポップサウンドはメロディ派マニアには、素直なアレンジと、クリアーな歌声が紡ぐ叙情派ロックに、思わず手が出てしまうでしょうね。

若い頃は絶対に聴くことのないジャンルでした。全てはグランジ/オルタナムーブメントのおかげ。何より、BURRN!が教えてくた唄モノロックのおかげで、こういう曲も聴くようになれた。偏見をなくしジャンル不問で良いものに手を出すことを知ったからこそ、巡り会えたバンドである。
今現在、日本での知名度はいかばかりは知る由もないが、ソングライティング力の高さは間違いない。守備範囲の広いロックファンにはすすめたいですね。



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