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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2024-01-31 22:18:53)

デビュー作『WORLD APART』のリリースが’99年、2nd『ON THE WAY TO EVERYTHING』が’11年、そして本3rdアルバムは’19年発表。22年活動して作ったアルバムが3枚と活動周期がオリンピック級の気の長さを誇る、ラリー・キング(Vo)とジョン・ブラスッチ(Key)によるメロハー・プロジェクトSOLEIL MOON。
メロパワ/スピード・メタルでも演っていそうな、対峙する女剣士と悪い魔法使いが描かれたファンタジックなジャケットと、仰々しい邦題『照律の勇者』(原題はシンプルに『WARRIOR』)を初めて目にした時は「同名異バンドか?」と思ったものですが、間は開けど作風には微塵のブレもなかったのでホッと一安心。ハイトーン型ではなく、中音域をメインにタフさや包容力を感じさせるラリーの聴き手を包み込むような歌声と、ソウルフルなポップ・チューンから壮大なプログレ・ハード・ナンバーまで優美に編み上げるジョンの卓越したアレンジ・センスが存分に堪能できる仕上がりとなっています。
AOR/産業ロックで括るには、存在感がググっと前へ迫り出す「気」を放つGを弾いているのは今回も名手マイケル・トンプソン(アー写には別の人物が載っているので正式メンバーではない様子)。曲名通りアクセル全開でOPを駆け抜けていく①、憂いを帯びた劇的な盛り上がりっぷりが胸を打つ本編のハイライト⑧、ミュージカル風味も感じられる芝居掛かった曲展開がファンタジー映画の主題歌っぽい⑪辺りは、特にマイケルのG、ラリーのVo、ジョンのKey及び楽曲構築術のハイレベルな融合ぶりが際立つ名曲ですよ。
こんだけ素晴らしい作品を作れる人達なので、次があるならもっと早く発表してくれると嬉しいなぁと。



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