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Al Amparo Del Silencio
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Al Amparo Del Silencio
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解説 - Al Amparo Del Silencio
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1. kamiko! ★★★ (2023-11-09 00:24:47)

メキシコ産ゴシックメタル2022年作
夏頃にメキシコでメタルCDをワゴンセールレベルの激安叩き売りしてるショップを発見して
地雷臭を感じつつも、近2年くらいのリリースのメキシコメタルをまとめ買いしたんですが、まあ、殆どが地雷(汗)。
そもそもメキシコ発のメタルで当たりを引いたことはほぼ無い。ゴア路線Disgorgeくらいで、まあ聴けた作品は僅かだ。
ドゥーム路線のバンドも僅かにいるが、まあ、一枚落ちると言わざるを得ない。
というワケで、まとめ買いから数か月経つも、その低クオリティな予感から、未だ全てのCDを開封していない・・・(笑)
メキシコ産メタル作品全般に言えるのは、一昔前の楽曲とアレンジ。哀愁を込めるバンドがやたら多いというのも特徴で
一口で言えば、「昭和ムード歌謡メタル」という感じのバンドが乱立している、というのがボクの印象だ。
そんな凡作が多い中、この作品だけが一押しのハイクオリティだった。有名バンドなのかな、と思ってAIに尋ねてみたが
AIも知らん、という感じで、全く的外れな別バンドの説明を始めた(汗)。ライナーやジャケデザインもお金かかって
なさそうで、まあ、無名バンドなんだろう。
バンド名から、ラテン民族音楽が融合されたフォークメタルをイメージしてたんですが、フォルクローレ要素皆無のゴリゴリの
ドゥーム寄りゴシックメタルであることに、まず面食らう。この音楽性で、何故このバンド名?というところでまず変な汗が出る。
コード進行やベースラインは、凡作メキシコメタルあるあるの昭和ムード歌謡要素が、特にベースラインで随所に現れはするものの
楽曲クオリティは相当高い。ワザとらしい進行と旋律はあれど、それが全く気にならなくなるほど楽曲アレンジ力に優れている。
また、上質ゴシックメタルど真ん中の鉄分多めのギターの音像にかなり中毒性がある。
音響と楽曲のクオリティが高いが故に、本来マイナス要素であるムード歌謡的展開がむしろ隠し味に聴こえてくるから不思議だ。
Bandcampで試聴できるから、興味ある人は聴いてみたらいいよ。ゴシックファンには超オススメだ。



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