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HEAVEN COMES DOWN (2023年)
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HEAVEN COMES DOWN
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解説 - HEAVEN COMES DOWN
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1. 失恋船長 ★★ (2023-11-05 11:11:41)

先行公開された曲から予想されたDOKKEN80年代に戻る、そのイメージに即した内容となったフルアルバム。ドン以外は全盛期のメンバーは参加しておらず、もはやソロアルバムと言えるが、DOKKEN名義として出す分には問題はない。80年代にはあまり感じさせなかったブルースフィーリングも上手く溶け込み現代的なテクノロジーと向き合い古典をやり切っている。
正直、置きにいった感はあるが往年のファンが求めるスタイルは提示できた。
完全に艶を失った声、歌を聴かせる曲調だけに厳しい面はあるのだが、一時期ベースで参加していたマーク・ボールズがバッキングヴォーカルで参加(マークがメインで歌っても様になるし、もっと評価された可能性がある)、ドンの衰えをフォローしている。

正直、今作の評価を分ける最大のポイントはノスタルジックに浸れるか?この一転だろう。正直、ベテランバンドの80年代ど真ん中回帰の風潮に個人的には、何を今更と思ってしまいイマイチ素直になれないのだが、曲間も短く一つの物語として進む構成、シングルヒット一発狙いではなく、アルバム単位で勝負してきたという点は大いに評価したい。

しかし、どうもサウンドプロダクションに関してはドラムの音などイマイチダイナミズムに欠けている点がある。ジョン・レヴィンは才能のあるギタリストだ。時代が時代ならギターヒーローになれたろう。
今作でも彼は偉大なるギタリストの後任として恥じないプレイを聴かせているが、やはり弱々しい声のドンが歌う今作では孤軍奮闘といったところだろうか?

無難なアルバムと作風。もっと歌える時にリリースして欲しかったアルバムだ。なんか安っぽいんだよなぁ。



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