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80年代
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S
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アメリカ
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ポップ/キャッチー
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メロディアスハード
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産業ロック
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叙情/哀愁
STEPHEN CRANE
KICKS
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Headed for a Heartbreak
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Headed for a Heartbreak
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
火薬バカ一代
★★★
(2023-09-21 23:45:46)
サザン・ロック・バンドBABYの一員としてデビューを飾り、同バンド解散後はロスを拠点にセッション・ミュージシャンとしてキャリアを築いてきたスティーヴン・クレイン(Vo)。本作は彼が米メジャーのMCA RECORDSとの契約を得て’85年にリリースした1stソロ・アルバムで、いつの間にかCD化されていたことに吃驚ですよ。贅沢いえば国内盤を再発して欲しかったところなんですけども(当時レコードは国内盤も発売された)、日本がCD化大国としてブイブイ言わせてたのはもう20年も昔の話ですからね…。
ともあれ、こうしてこの名盤をCDで聴くことが出来るのは有難い限り。プロデュースはスティーヴ・ルカサーが担当。バックもTOTOのメンバーを始めとする腕利きセッション・ミュージシャンが固めていることからAORのジャンルで語られることの多い本作ですが、各楽器の存在感を強調したエッジの効いた音作り(ゲストに配慮したのかな?)といい、ご本人のエネルギッシュな歌いっぷりといい、HR/HMリスナーもすんなり馴染める作風に仕上がっていますのでご安心を。特に哀愁に満ちたOPナンバーにしていきなりアルバムのハイライトを飾る名曲①を皮切りに、サックスのクールな音色に彩られたハード・チューン③、ヒットしなかったのが不思議で仕方ない美しいバラード④といった一騎当千の楽曲が並ぶ本編前半の充実度には瞠目させられるものがありますよ。それに比べると後半が若干弱く感じられてしまう点は痛し痒しながら、それでもドラマティックな⑧があったりと、決してクオリティは低くはありません。
再発に感謝感激雨霰な1枚。せっかくなので国内盤のリイシューもいかがでしょうか。
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