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Attack of the Valkyries
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解説 - Attack of the Valkyries
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1. 失恋船長 ★★★ (2023-08-19 07:05:57)

大阪が産んだ伝説のガールズスラッシュメタルバンド、何度か復活劇はあったようだが、令和に入ってからは音源もリリースと本腰を入れて動き出している。今回ベースが交代、その関係もあるのか分からないがバンド名をVALKYRIE ZEROに改名、待望に2枚目のアルバムを今年の6月にリリースしてきた。

いやー、これがストレートなヤツなんですよね。小細工無用のオールドスラッシュサウンド。往年のバンド達の初期作に通ずる音楽性とアイデンティティ。大金持ちになる前のピュアなサウンドを今の時代に降臨です。
よく、メタリカやメガデスの作品を凄い、傑作だ、名盤が神だと大騒ぎする輩に出会いますが、大概は雑誌の影響下&大御所という威光に乗っかるだけで、全く芯を喰った意見を聞いたことがありません。
そこに売り上げや観客動員数など加味されたら、もうお手上げです。音楽の善し悪しに関係ないはずなのに、メタルの世界ほど、同調圧力と名前に弱いジャンルはないなぁと思いますね。特に日本は顕著でしょう。レビューで全てが決まります。

そういう、人には一生、届かないバンド&音でしょうが、ピュアにメタルを愛する人、スラッシュメタルが大好きな人にはたまらん音を、このバンドは轟かしています。技巧的に優れている分けではありませんが、音そのものにスラッシュメタルに対する愛と真摯な姿勢が貫かれており、そこに嘘偽りは一切介在しません。ましてや、ヒットチャートに一発なんて下品な発想は一切なく、等身大の音を詰め込んでいる。ある意味、似たような曲調が続くので、リピート再生するうちに飽きのサイクルも早いのだが、その実直な音のファーストインパクトは相当高かった。

何度も言うが権威主義とメタルは最も相反するものだと思っていたが日本では最も親和性の高いものだった。
頑張れVALKYRIE ZERO、自分タチの音を知って欲しければ、まずは配信盤をリリースするべき、純粋な海外のファンに知って貰うべき。
日本はCD販売をいまだメインで行う希有な国。アメリカにタワーレコードはなくなったはずである。そういうガラパゴスな思想を切り替えることも重要。第一、彼女達の作品でメジャー流通じゃないでしょう?



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