この曲を聴け!
THE WITHERING (2022年)
MyPage

THE WITHERING
モバイル向きページ 
解説 - THE WITHERING
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. kamiko! ★★★ (2023-08-12 00:15:41)

スペイン産ドゥーム寄り様式美HM2022作
NEGATION OF LIFE(2011年)から10年、結局この前作の愛聴度は高く10年間頻繁に聴いてきた。
展開下手だなぁと思いつつも、結局その完成された音響の魅力の虜になってしまったワケでして・・。
際立ったハイテクニックや曲展開ではなく、オーソドックスな造りから外れない。とはいえ聴けば一発でこのバンド固有の音だとわかる。
もはや生活の一部と化したこのサウンド、昨年新作が出て狂喜したんですが、デジタルDLは簡単にできても
CDを手に入れるのには相当苦労した。だいたいこのバンド名は検索に引っ掛かりにくく、売ってるショップを探すのが一苦労。
うまく検索したら売ってる場所が見つかるんでしょうが、全世界あらゆるショップを探して、日本に空輸してくれるお店は
カザフスタンのショップ1つだけしか発見できず。初めてカザフスタンのショップで買い物したよ。。。ケースなしで届いたけど。
さて、前作から何が変わった?と言われると、音像そのままに曲の構成がちょっと変わっただけ。芯がぶれないというか、ホント変わらない。
音響は既に完成の領域にあり、変に雰囲気が変わるような音作りをする必要もなく、これでいい。前作と何が違うん?とか思うかもしれないが
ボクとしては100点満点、変に新しい挑戦をせず、延長線上の音楽性でいい。このまま路線変更せず熟練の域に行ってくれればいいんです。
鈍重でジャリジャリの金属が擦れるような重低音、ゆったりとしたテンポ、冷たい湿った空気を漂わせる残響とSE。
聴きようによってはゴシックメタルにも聴こえるしドゥームにも聴こえる丁度中間点を突く適度な陰鬱さを備えてて
真性な根暗サウンドではないところがいい。そして、ゴシックメタルあるあるの仰々しさや女声といったコマーシャル的なものも皆無。
こういう硬派で真面目な、様式美に寄ったミドルテンポメタルは希少価値があるとボクは思うんだよね。ホント無いんだよこういう音。
超オススメですが、デジタルでしかもう発見できません。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示