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1. 失恋船長 ★★★ (2023-04-23 21:42:59)

昭和80年代初期のタノキン全力投球感すら漂ったイモっぽい1stから一転、メリハリの効いた唄モノハードサウンドへと展開、前作よりも予算の掛かった環境がもたらしたであろう好環境。
これをHM/HRと呼ぶのはチョイと緩めだが、ハードポップ系が好きな人ならば変わり種として、こんなんもあるよと教えたい。相変わらずアジアン歌謡なバラードも出てくる。欧米の人が日本のメタルを聴いて感じるような、アジアの風。日本ではないオリエンタルさに摩訶不思議な味わいを楽しめる。前作もそうなのだがバラード系が大目なのがね。
2枚目のアルバムとして成長の跡も見せた意欲作。演歌チックな2曲目のKASIHなんて、極道の妻たちの挿入歌でしょう?と言いたくなるアジアンロックバラード、演歌好きのマーティー・フリードマンに教えたい一曲ですよね。
4曲目のアコースティカルなバラードも泣き泣きなんだよねぇ。昭和歌謡に通ずるバラード、これがマレーシアなのかなぁ?そんな気持ちになりますが、マニアにはたまらんでしょう。もう演歌やんである。
でも合間の③なんてJ-POP強めのハードポップ系なんですよね。歌メロに馴染みがあるのよね。アジア人として共通するモノを感じます。余裕のない歌声だけど一生懸命さが、なんかいいんですよ。⑤だってハード目に迫りメリハリをつけている。

彼女の存在は知ったのは我らが山本恭司先生が、アルバムをプロデュースしてギターで参加した作品があるからです。流石に大枚はたいて購入する勇気は出ませんでしたが、無料で幾らでも聴けるので試聴しますよ。
ワタクシのGWは、彼女の作品チェックが主流になりそうですが、アジアのメタルを少しだが開拓した時代があるので、また少し覗いて見たいですね。貧乏NWOBHMに明け暮れ、昨今のメジャーな作品はどうも小綺麗過ぎる、ワシは、この時代の嘘くささが大好きじゃ。
歌謡ロックをど真ん中で聴くのは生まれて初めてかも知れん。



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