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HEYDAYS (2019年)
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解説 - HEYDAYS
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1. 失恋船長 ★★★ (2020-02-06 18:38:03)

70年代の後半から活動する北欧シーンの礎を築いたバンドが2019年にAOR HEAVENからリリースした3枚目。とは言っても、初期の未発表曲や1stからのリメイクが中心となっているために純粋な新作とは言い難く、また実態のあるバンドのなのかも怪しい状況なので思い出作りの一枚と言えなくもないのだが、北欧的なスウィートメロディとは違う、硬派なイメージを抱かせる力強さがあり、例えるならば80年代初期のSCORPIONS+BONFIRE÷北欧風味といったところだろう。いい意味でのメジャー感もそこそこに、メタリックな素養も捨ず、しかし柔軟な姿勢をとっているために、ハードテイストとメロディックさ加減が絶妙な黄金比をキープしている。
今作のリリースは本当に驚いた。93年に音楽性をガラリと変え2枚目を出しているのですが、今作は初期の頃の強直さと、洗練された2枚目のいいところを抽出したような作り込みになっている。これは新旧のファンを取り込むのに十分な作風だろう。
FAIR WARNINGはメロディ押しが強すぎて、もうちょい歯ごたえのあるリックなリフが欲しいと思うメロディ派なら、今作のバランス感覚に唸るでしょうね。少々ネタバレ的な曲もあるのだが、ベテランが気合を入れて仕上げてきただけに、文句の言いようもありません。
こうなると、次は純粋な新作が聴きたい。そして折角、メンバーが1stの時代に戻ったのであれば、EBONY関連の為に、再発が難しい1stの完全リメイクなどにも挑戦して欲しいものだ。
そして過去のマテリアルにすがるだけではない本気の新作を合わせて世に出してほしいですね。



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