ALONE AGAINのヒットが人気に火をつけたが俺達ギタリストにとってはTOOTH AND NAILである、荒々しいギターソロはインプロヴァイス、あのテンションを真似するのは至難の業、カミソリの如き鋭いギターとか着火寸前と例えられたジョージのギター、このアルバムで日本のDOKKENブームに火をつけた。
俺の師匠はリッチーと崇める日本人が多いけれども、これを聞けば明白だよね。 古くさいというかブルージーなデビュー盤と比べて格段にメロディが良くなっている。劇的な展開、なによりコージーのパワフルなドラムに負けじとリッチーが弾きまくっている、第3期ディープ・パープル時代なんて比較にならないほどリッチーは弾きまくっている、ここまで鬼気迫るものを感じるのはRISINGくらいだろう。 月並みだが火の出るような激しいギターソロA Light in the Blackはリッチーのベストパフォーマンスと推したい。
チャーはやっぱりSMOKY、この一曲だけでも買う価値のあるアルバム。外国人ミュージシャンをゲスト参加、世界を相手に負けないチャー流のロックが完成。歌謡曲みたいなNAVY BLUEもあるけど、ジェフ・ベック・グループみたいなIT'S UP TO YOUやI've Triedがある。俺のオススメはかげろう、和を感じさせてこそチャーだもの。